長年空き家になっていた母屋に引っ越したいというお客様からのご希望です。

老朽化した水回りや内装を一新し、バリアフリー対応を行うことで、快適で安心なセカンドライフを送りたいというご要望でした。

今回リフォームするLDKは、ブロック造と木造を組み合わせた建物です。

お風呂は以前のリフォーム時に増築され、同時に洗面所もリフォームされましたが、洗濯機置き場がありませんでした。

トイレは腰壁と床がタイル張りで、出入り口には段差がある開き戸になっていました。

ガス給湯器が設置されており、窓は全て単板のアルミサッシでした。

ブロック造の外壁に新たに開口部を設けることは難しかったため、既存の開口部を活用して窓を新しく交換し、キッチンの配置を決定しました。

廊下からの出入り口にあった垂れ壁を撤去することで、LDKへのアクセスがスムーズになりました。

以前は天井が低かったため、可能な限り天井高を確保できるよう工夫を凝らしました。

洗面化粧台は、横方向や上部に収納スペースを増設し、使い勝手を向上させています。

トイレは、出入り口を段差のない引き戸に変更し、腰壁はパネル、床はクッションフロアを採用することで、掃除のしやすい空間に生まれ変わりました。

既存のガス給湯器の設置スペースにはエコキュートを設置することができなかったため、別の場所に移設し、配管も一新しました。