K様より、「実家が空き家になり、実家に引っ越しをするのでリフォームしたい」ととご連絡をいただきました。

増築工事を繰り返したことによって、部屋と部屋の間の段差や、床のレベルが異なるなどの不具合が生じていました。

住まいの大きさと比較すると収納スペースが十分に確保されていないため、収納に困っておられました。

そこで、リフォームすることで、収納スペースを十分に拡充し、快適な暮らしの実現が必要でした。

また、脱衣所と洗面所が別々になっており、洗濯物を洗濯機から脱衣場に運ぶ際や、洗濯物を干す際などに手間や不便を感じておられるようでした。

既存のキッチンは、壁沿いのスペースに調理スペースがすべて集中しており、作業スペースが狭く、調理がしづらい状況でした。

キッチンの収納も十分に確保できておらず不足していたため、使い勝手が悪い状態でした。

お引越しをされる前に、これらのお悩みやご要望に沿って安全で快適なお住いにリフォームする必要がありました。

工事後

増築を繰り返したことによる各部屋と各部屋の間の段差があり、お住まいの大きさと比較しても収納スペースが十分にありませんでした。

そのため、LDKから各部屋の動線は段差を無くした上に引き戸に変更することでバリアフリー化し、部屋の間取りを少しずつ変更して収納スペースを大幅に増やすことをご提案いたしました。

LDKやお風呂の窓と勝手口は取替えを実施、その他の窓は国内最高水準の断熱性を実現できる内窓を設置いたしました。

内窓だけでなく、全て繋げて広くなったLDKの断熱性を高めるために、全ての部屋を解体後に補強と断熱工事を行いました。

収納スペースがなかった脱衣所・洗面所については、LDK側に壁を移動し、洗面スペースも新設しました。

お風呂も断熱性を高めたいとご希望されていましたので、魔法瓶浴槽を採用したTOTOサザナをオススメしました。お掃除のしやすさや快適さ、省エネ性能が向上しました。

キッチンは繋げた和室とも調和がとれるよう家具調のキッチン「クリナップ　ラクエラ」にしました。

キッチンの配置等は、ショールームや3Dパースでの説明だけでなく、さらにご納得していただくために、現場でお施主様と最終確認を行い決定いたしました。

補助金の案内や期限等もしっかり説明をし、不安な点を解消をさせていただきました。

キッチンと廊下、和室の仕切りを取っ払い、一体化したことで視線が遮られなくなり、
広々とした空間で快適な暮らしになったとお声をいただき、私たちもうれしい限りです。