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タイルデッキを設置したいけれど、どこのメーカーの製品にしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。
リクシルのタイルデッキはアルミ基礎構造を採用しており、一般的なタイルデッキにはないメリットやデメリットがあります。
この記事では、リクシルのタイルデッキの特徴や、メリット・デメリットを解説します。
リクシルのタイルデッキを設置する際の注意点も紹介するため、理想のタイルデッキの設置にお役立てください。
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リクシルのタイルデッキの特徴
引用元:LIXIL
タイルデッキはさまざまなメーカーから販売されており、設置する際は特徴やメリット・デメリットを把握しておくことが重要です。
特に、リクシルのタイルデッキは、一般的なタイルデッキと特徴や構造が異なります。
「リクシルのタイルデッキにして後悔した」とならないよう、しっかりと把握しておきましょう。
アルミ基礎構造
引用元:LIXIL
リクシルのタイルデッキはアルミ基礎構造を採用しており、シンプルで簡単な施工方法で設置できます。
一般的なタイルデッキの施工方法は、湿式工法と呼ばれる施工方法にて設置しています。
湿式工法は下地となるコンクリートやモルタルなどの上に、タイルをセメント系の接着材を用いて張り付けていく施工方法です。
コンクリートやモルタルを使用しているため施工に手間と時間がかかり、施工時の天候にも左右され安いデメリットがありました。
一方、リクシルのタイルデッキはアルミフレームの基礎部分に、接着剤でタイルを貼り付けていきます。
コンクリートやモルタルの施工が無く、養生期間も不要になるため施工スピードが早く、簡単に設置できます。
引用元:LIXIL
従来の湿式工法でのタイルデッキは、デッキの高さを換気口よりも低い位置までしか設置できませんでした。
一方、リクシルのアルミ基礎構造では、住宅の基礎部分に設置されている床下換気口を塞がずに施工できます。
引用元:LIXIL
高基礎や床下換気のある住宅で高さのあるタイルデッキを諦めていた方は、アルミ基礎構造のリクシルタイルデッキを検討してみましょう。
上質で耐久性のある大判タイル
リクシルでは上質なタイルを使用しており、住宅やエクステリアに高級感を演出してくれます。
タイルの大きさは600角と大きいため、手狭なタイルデッキでも空間全体に広々とした印象を与えてくれます。
また、タイルは20mmの厚さがあり、1800N/m2 の荷重にも耐えられるためガーデンファニチャーを設置することも可能です。
耐摩擦性にも優れているため傷つきにくく、ガーデニングのプランターや鉢も並べられます。
こだわり抜かれた外観
リクシルのタイルデッキでは美しい外観にこだわり、側面に付ける幕板や目地・コーナーブロックにも上品さをプラスしています。
タイルデッキの段差にはラインライトを施工でき、デッキに浮遊感が生まれ、さらに高級感あふれる外観となります。
カラーバリエーション
リクシルのタイルデッキは好みに合わせて、タイルと幕板のカラーが選択できます。
【タイル】- グレー
- アイボリー
- ブラウン
引用元:LIXIL
【幕張】アルミ色
- ブラック
- ホワイト
- シャイングレー
エンボス調
- ブラック
- プレーンホワイト
幕張は2タイプから選択でき、アルミ色は艶があり、エンボス調は立体感のあるデザインが特徴です。
タイルとアルミ幕板は自由に組み合わせでき、お好みのデザインで施工できます。
選べるオプション
リクシルのタイルデッキでは豊富なオプションが用意されており、使用目的や好みのデザインに合わせて選択できます。
引用元:LIXIL
- 独立ステップ
- 点検口タイル
- 幕板下ふさぎ材
- テラス柱カバー
- ラインライト
- クラシックランタン
- トランス電源ユニット
タイルデッキの使用目的や好みのデザインに合わせて、オプションを選択してみましょう。
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リクシルのタイルデッキのメリット
引用元:LIXIL
リクシルのタイルデッキには、一般的なタイルデッキには無いさまざまなメリットがあります。
特に「タイルデッキは工期が長い」「好みの高さにできない」とお悩みの方は、リクシルのタイルデッキのメリットを把握して、理想のデッキ作りに活かしましょう。
長期間使用できる耐久性
リクシルのタイルデッキは耐久性が高く、長期に渡って美観を維持できるためおすすめです。
一般的なウッドデッキは天然木や人工木を使用しているため、年数が経過すると傷みやシロアリの被害などが発生します。
一方、リクシルのウッドデッキは基礎部分がアルミフレーム、天板がタイルでできています。
高い耐久性があり雨風や紫外線での劣化がほぼなく、一度設置してしまえば長期間使用可能です。
高級感あふれるデザイン性
タイルデッキはウッドデッキに比べて重厚感や高級感がありますが、特にリクシル製品はデザイン性に富んでいます。
一般的なタイルデッキは、基礎部分全体にタイルを貼り付けています。
しかし、リクシルではアルミフレームにタイルを貼り付けており、LEDのラインライトをワンタッチで取り付けることも可能です。
引用元:LIXIL
タイルや幕板のカラーも選択できるためワンカラーでシックにまとめたり、2色使いでアクセントを入れたりお好みのデザインに施工できます。
リビングと同じ高さで施工してもグレーチングが不要
リクシルのタイルデッキは、リビングと同じ高さで施工してもグレーチングが不要です。
一般的なタイルデッキではリビングと同じ高さで施工すると、雨水が天板に溜まり室内に浸水してしまいます。
そのため、リビングよりも低い高さで施工するか、グレーチングと呼ばれる排水設備を設置しなければなりません。
しかし、基礎部分がアルミフレームになっているリクシルのタイルデッキでは、デッキ下に空間があり雨水が排水されていきます。
グレーチングの設置はコストが高く、10平方メートル(約6畳)の広さのタイルデッキの場合は35万円ほどかかります。
リクシルのタイルデッキはグレーチングが不要なため、コストを抑えながらリビングの床面と同じ高さのデッキを設置したい方におすすめです。
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リクシルのタイルデッキのデメリット
リクシルのタイルデッキは一般的なタイルデッキにはないメリットがありますが、デメリットもいくつかあります。
設置後に後悔しないよう、デメリットを把握して対策を立てましょう。
価格が高い
リクシルのタイルデッキは、初期費用がかかる点がデメリットです。
一般的な湿式工法で施工したタイルデッキに比べ、専用のアルミフレームに上質なタイルを貼り付けるため費用がかかります。
また、施工には専門的な知識が必要になるため、施工費用も通常よりも高くなります。
しかし、リクシルのタイルデッキは高い耐久性があり、一度設置してしまえばメンテナンスも不要です。
リビングの床とタイルデッキの高さを合わせたい場合は、グレーチング費用も不要になるため、トータル費用を考慮して検討しましょう。
希望の形状で施工できない
「デッキを好みの形状に施工したい」「曲線を取り入れたデザインにしたい」など、デッキの形状にこだわりのある方も多いのではないでしょうか。
コンクリートやモルタルを使用した湿式工法のタイルデッキでは、希望の形状で施工可能です。
しかし、リクシルのタイルデッキは曲線や斜めに施工することはできません。
希望の形状が決まっており、曲線やこだわったデザインにしたい方は湿式工法での設置を検討してみましょう。
合わせて読みたいタイルデッキのメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
「タイルデッキでオシャレな庭へ!メリット・デメリットや注意点を解説」
リクシルのタイルデッキには、湿式工法のタイルデッキと同じメリット・デメリットもあります。
タイルデッキ全般にいえるメリット・デメリットを解説していますので、ぜひご一読ください。
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リクシルのタイルデッキの商品価格
引用元:LIXIL
リクシルのタイルデッキは、1平米あたり5.9万円ほどといわれています。
ステップなしの間口2400×出幅1200サイズで、225,700円〜244,300円ほどです。
一般的な湿式工法でのタイルデッキは、1平米あたり1.5万~2.0万円ほどといわれており、リクシルは2~3倍ほど価格が高くなっています。
リクシルのタイルデッキの施工費用は、商品価格以外に以下の金額がかかります。
- 工事費
- 束石代
- 配送費
外構専門店に施工依頼する場合は、リクシル公式カタログの費用より20%〜40%ほど安くなる場合もあります。
リクシルのタイルデッキはグレーチングやメンテナンス費用がかからないため、長期的なコストパフォーマンスを重視して検討してみましょう。
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リクシルのタイルデッキを設置する際の注意点
リクシルのタイルデッキを設置する際には、一般的なタイルデッキにはない注意点があります。
注意点を把握していないと「保証が受けられない」など、大きな後悔につながる可能性があります。
リクシルのタイルデッキに関する注意点を把握し、デッキ設置を成功させましょう。
虫や小動物のデッキ下への侵入
リクシルのタイルデッキでは、虫や小動物がデッキ下へ侵入する可能性があるため注意が必要です。
基礎部分にアルミフレームを用いるリクシルのタイルデッキは、幕板下に隙間が設けられています。
そのため、隙間から虫や小動物が入り込んだり、植物による不具合が出たりする可能性があります。
取扱説明書の品質保証の免責事項として、以下の文面が記載されています。
“犬、猫、鳥、ねずみ、虫などの小動物の害、またはつるや根などの植物の害、またはそれに関する不具合。”
引用元:LIXIL取扱説明書タイルデッキ
虫や小動物のデッキ下への侵入を防ぐには、オプションの幕板下ふさぎ板の設置が有効です。
「デッキの下に調動物が入り糞尿の被害が出た」など、後悔しないようタイルデッキの設置時に幕板下ふさぎ板も付けましょう。
タイル脱落の危険性
リクシルのタイルデッキはタイルが割れてしまった場合、アルミフレーム下に脱落する危険性があるため注意が必要です。
デッキの上を歩行した際に、タイルからギシギシと擦れる音がした場合、タイルが割れている可能性があります。
一般的な湿式工法のタイルデッキでは基礎部分がコンクリートで固められており、タイルに割れが発生しても脱落することはありません。
しかし、リクシルのタイルデッキではアルミ製のフレームを組み立てて施工しているため、デッキ下にスペースがありタイルが落下してしまいます。
歩行時にタイルが落下してケガにつながる危険性があるため、タイルの割れが発生したら早急に修繕依頼をしましょう。
DIYでの取り付けは保証外
リクシルのタイルデッキを施工する際に、DIYにて施工すると保証対象外となるため注意が必要です。
外構専門店やリフォーム業者では、施工内容に対し保証やアフターサービスなどが付属します。
リクシルの取扱説明書にも以下のように記載されています。
“当社の手配によらない第三者の加工、組立て、施工(基礎工事、取付工事、シーリング工事、電気工事など)、管理、メンテナンスなどの不備に起因する不具合(海砂や急結剤を使用したモルタルによる腐食、中性洗剤以外のクリーニング剤を使用したことによる変色、腐食、基礎寸法や取り付け寸法違いなどによる性能低下、工事中の養生不良による変色や腐食など)。”
“所有者様や第三者による不当な修理や改造(必要部品の取り外し含む)に起因する不具合。”
引用元:LIXIL取扱説明書タイルデッキ
また、アルミ製のフレーム基礎を使用するリクシルのタイルデッキは、設置の際に専門的な技術や知識が必要となります。
素人がDIYにて取り付けると、破損や倒壊のリスクが高まり危険です。
リクシルのタイルデッキを施工する場合はDIYでの設置は避け、外構専門店やリフォーム業者に依頼しましょう。
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まとめ
リクシルのタイルデッキは高いデザイン性と豊富なラインナップで、高級感あふれる住宅やエクステリアを演出してくれます。
一般的なタイルデッキと異なり、アルミ基礎構造のためリビングと同じ高さに設置してもグレーチングが不要でコストを抑えられます。
住宅が高基礎であったり、床下換気があったり「タイルデッキをリビングとフラットにできない」とお悩みの方は、リクシルのタイルデッキを検討してみましょう。