リフォームコラム・お役立ち情報 2025年1月10日

ベランダのリノベーション方法を解説【交換・増築・サンルーム設置】

ベランダのリノベーション方法を解説【交換・増築・サンルーム設置】
  • 常に紫外線や雨風にさらされているベランダは、防水加工や錆止めなど定期的なメンテナンスが必要です。

    せっかくベランダのメンテナンスを行うのであれば「ベランダを広々としたくつろぎ空間にしたい」「古くなったベランダを取り換えたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

    この記事では、ベランダの交換・増築・サンルームの設置など、おすすめのリノベーション方法を解説します。

    メンテナンスを機にリノベーションを行って、理想のベランダを手に入れましょう。

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  • ベランダのリノベーション方法

    近年、おうち時間を充実させたいと感じている方も多く、ベランダのリノベーションの人気が高まっています。

    ベランダを増築してテーブルやイスを設置したり、サンルームに変更してガーデニングを楽しんだりする方も少なくありません。

    塗装や防水加工など定期的なメンテナンスを行う際は、思い切ってリノベーションを行い快適空間を実現させましょう。

    ここでは、人気のベランダのリノベーション方法を3つ紹介します。

    ベランダの交換

    古いベランダのメンテナンス時に、新しく耐久性の高いベランダに交換するリノベーション方法があります。

    ベランダの寿命は施工法や設置されている環境によって異なりますが、一般的に10~12年ほどです。

    野外に面しているベランダは劣化しやすく、スチール製のベランダでは定期的に塗装などのメンテナンスをしなければなりません。

    定期的なメンテナンスは費用もかかるため、耐久性の高いアルミ製のベランダがおすすめです。

    アルミ製のベランダはスチール製に比べ高価ですが、メンテナンス回数が減るためコストパフォーマンスに優れています。

     

    表そう

    しかし、既存のベランダの素材によって設置できる種類が異なるため、リノベーション業者に確認してみましょう。

    増築

    「ベランダが狭い」「使用頻度の低いベランダをリノベーションして有効活用したい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

    また、新築時は不要と思っていた部屋も、家族構成やライフスタイルの変化によってベランダやバルコニーが必要になる場合も少なくありません。

    • ベランダが狭くて洗濯を干すスペースが足りない
    • 使っていないベランダを広くして有効活用したい
    • 日当たりの良い子供やペットの遊び場が欲しい
    • ガーデニングやバーベキューなど多目的なスペースが欲しい
    • 複数の部屋をつなぐ大型バルコニーを設置して回遊性を高めたい

    ベランダやバルコニーを増築すると有効活用できるスペースが増え、理想の住宅を実現できます。

    ベランダとバルコニーの違いとは?

    ベランダとバルコニーの違いは、設置階数と屋根の有無です。

    バルコニーは2階以上に設置されており、屋根がありません。

    一方、ベランダは階数の定義がなく、建物からせり出した部分で屋根があればベランダと呼びます。

    ベランダの増築方法はいくつかあり、増築目的や既存の建物の状態によって施工方法が異なります。

    さまざまな増築方法
    • インテリアメーカーなどの後付け用ベランダ・バルコニーの設置
    • 母屋と同じ工法での一体型のベランダ・バルコニーの設置
    • 1階の屋根部分をバルコニーへ変更
    • 複数の部屋をつなぐ大型バルコニーの設置
    • 1階の増築部分の上にバルコニーの設置

    ベランダやバルコニーの増築は新たにスペースを生み出し、お好みに合わせて有効活用できます。

    しかし、2階部分にベランダやバルコニーを後付けすると、1階部分の日当たりが悪くなる可能性があります。

    2階にベランダやバルコニーを後付けする際は、既存の住宅の形状や日当たりを考慮しましょう。

    増築できるベランダやバルコニーの大きさは、建ぺい率や容積率などによって異なります。

    増築後の使用目的や必要な広さなどを確認し、リノベーション業者に相談しましょう。

    サンルームに変更

    サンルームはガラス窓に覆われた、野外にせり出したスペースのことです。

    ベランダをリフォームしてサンルームに変更すると、趣味用のスペースや子供の遊び場・第二のリビングとして活用できます。

    また、雨天の場合も洗濯物が干せ、黄砂や花粉などをブロックできるため洗濯スペースとして最適です。

    ガラスに覆われているため夏場は暑くなりやすく、汚れが目立ちやすいデメリットもあります。

  • ベランダリノベーションの費用とは

    ベランダをリノベーションする際は、費用や工期が気になる方も多いのではないでしょうか。

    ここでは、ベランダのリノベーション内容ごとの費用を解説します。

    施工方法ごとの費用を把握し、理想のリノベーションの実現に役立てましょう。

    交換

    既存のベランダをアルミ製に交換する場合、50万~100万円ほどかかり工期は10日間ほどです。

    スチール製のベランダは錆びやすいため、5年おきに塗り替えが必要になります。

    一方、アルミ製のベランダは耐久性が高く定期的なメンテナンスが不要で、耐久年数は20~30年といわれています。

    ベランダの定期的なメンテナンスは足場の設置や解体費用・人件費などにより、費用がかさんでしまいます。

    ベランダを交換する際は、耐久性の高いアルミ製のベランダを設置しましょう。

    増築

    ベランダを増築するリノベーション費用は、採用する素材や施工方法・広さによって大きく異なります。

    後付けでベランダを設置する場合、2畳ほどの普通サイズのベランダで30万円ほどかかり、工期は3日ほどです。

    趣味やくつろぎスペースとして大きめのベランダを設置する場合は、100万円ほどかかります。

    また、1階部分を増築してその上にベランダやバルコニーを設置する場合は、300万円ほどかかる場合があります。

    リノベーション業者によっても費用は異なるため、相見積もりを取って検討しましょう。

    サンルームの設置

    既存のベランダにサンルームを設置するリノベーションでは、50万~150万円ほどかかり工期は3日ほどです。

    サンルームの設置は採用する製品や、ベランダの広さによって大きく異なります。

    ベランダが広い場合は、一部のみサンルームを設置することも可能です。

    一方、既製品を使用せず、リノベーション業者に造作してもらう方法もあります。

    サンルームを造作する場合はサイズ・デザイン・素材を自由に選択できますが、費用も高額になります。

    また、造作する場合はプランニング期間も必要になり、工期が長くなるため注意しましょう。

  • まとめ

    ベランダはリノベーションによって機能性を向上させ、新たな趣味やくつろぎスペースを生み出せます。

    既存のベランダがスチール製の場合は、アルミ製に交換してメンテナンス回数を減らすことで手間やコストを省けます。

    また、あまり使用していないベランダを有効活用したい場合は、増築やサンルームへの変更が最適です。

    特に「使用頻度は低いけれど日当たりは抜群」という場合は、ぜひリノベーションによって快適空間へ改良しましょう。

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