-
笠岡市にお住いの方で、住宅をリフォームしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
令和6年度の笠岡市住宅リフォーム助成金の申請は、4月1日から受け付けています。
「住宅のリフォームをしたいけれど費用がかかる」「助成金があればリフォームしたい」とお考えの方はぜひ、助成金制度を利用しましょう。
この記事では、令和6年笠岡市住宅リフォーム助成金制度の対象者や助成金額を解説します。
笠岡市でリフォームを検討中の方はぜひ、参考にしてみてください。
-
笠岡市住宅リフォーム助成金とは?
笠岡市住宅リフォーム助成金は、市内の建築業者を利用してリフォームを行うと助成金がもらえる制度です。
「リフォームをしたいけれど費用を工面できない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
リフォームは行う工事内容によって費用が高額になる場合もあり、「リフォームしたいけれどできない」という方も少なくありません。
特に、築年数が経過しており、家の老朽化が進んでいる場合は費用が高額になる可能性が高くなります。
笠岡市住宅リフォーム助成金は、対象者や対象の建物・工事内容が定められていますが、申請が通ればリフォーム費用の一部を助成してもらえます。
リフォームを検討中の方は、ぜひ笠岡市住宅リフォーム助成金を活用してみましょう。
-
助成金の対象者とは?
笠岡市住宅リフォーム助成金の対象者は、以下の項目に当てはまる必要があります。
- 市内に住民登録がある人
- 市税及び税外収入金の滞納がない
- 暴力団員又は暴力団員等でない
住民登録に関しては、市外に在住している方でも助成対象工事の完了までに笠岡市に住所を移すことができれば問題ありません。
税金については、助成対象者及び助成対象住宅に居住する世帯の者全員が対象となります。
対象者の一人でも税金の滞納があると助成金を受け取れないためご注意ください。
-
助成対象住宅とは?
笠岡市住宅リフォーム助成金の対象となる建物は細かく指定されています。
- 対象者が所有し,又は所有者がリフォームすることに承諾しているもので,自己の居住の用に供し,又は供する予定であるもののうち,建築確認済証の交付を受け(※1),耐震性が確保されている(※2)住宅
(※1)昭和45年以前又は島しょ部に建築されているものは除く。
(※2)耐震性が確保されているとは,次のいずれかの住宅をいう。
・昭和56年5月31日以前に建築工事に着手された住宅で,耐震診断又は耐震改修工事を実施し,耐震性を確保している又は確保する予定の住宅
・昭和56年6月1日以後に建築工事に着手された住宅
- 対象者の専有部分(集合住宅の場合)
- 対象者の居住部分(併用住宅の場合)
笠岡市住宅リフォーム助成金制度では、建築確認済証の交付や耐震性の有無など細かく指定されています。
県営住宅や市営住宅などの公営住宅は対象外となっています。
リフォーム検討中の住宅が対象となるか、しっかりと確認しておきましょう。
- 対象者が所有し,又は所有者がリフォームすることに承諾しているもので,自己の居住の用に供し,又は供する予定であるもののうち,建築確認済証の交付を受け(※1),耐震性が確保されている(※2)住宅
-
対象工事とは?
笠岡市住宅リフォーム助成金制度では、対象となる工事内容や工事を行う業者も定められています。
- 助成対象工事の施工業者が笠岡市内に本社・本店を有する市内建築事業者であること
- 対象工事に要する経費が20万円以上
(耐震改修工事と同時に行う場合は100万円以上) - 申請年度中に工事を完了し,実績報告書を提出すること
助成金を活用してリフォームする場合は申請を行い、助成金交付決定通知書受理後に対象工事に着手する必要があります。
すでに着工している工事に関しては、助成対象外のため注意しましょう。
自然災害や火災など、特別な理由があり市長が適当と認めた場合は,交付決定前に工事着手した場合でも助成対象となります。
対象とならない工事の例- 併用住宅のうち店舗、事務所部分の改修・増築
- 電気製品(エアコン・テレビ・照明器具等)の購入
- 住宅と別棟の車庫・物置の設置
- 渡り廊下で住宅とつながる棟の増築
- 門・塀ほかの外構工事
- ウッドデッキ・パーゴラの設置
- 広告・看板の設置
上記以外にも、他の助成制度による補助を受けている工事も対象外となります。
-
助成金額とは?
笠岡市住宅リフォーム助成金制度では、工事内容や住居区によっても異なります。
一般的な住宅のリフォームの場合は上限20万円として、助成対象経費の1/10 以内を助成します。
リフォームをする住宅が居住誘導区域内の場合は、助成額に最大5万円加算されます。
助成は同一申請者、及び助成対象住宅につき1回限りです。
一方、耐震改修工事と同時に行う場合は上限70万円として、助成対象経費の1/2以内を助成します。
リフォームをする住宅が居住誘導区域内の場合は、助成額に最大10万円加算されます。
耐震改修工事と同時に行う場合は、過去に住宅リフォーム助成金を申請していても申請可能です。
耐震改修工事には別途、補助もでるため、合わせて申請を行いましょう。
工事内容 金額 居住誘導区域内の場合 補足 一般住宅の場合 助成対象経費の1/10
(上限20万円)最大5万円加算 ・同一申請者及び助成対象住宅につき1回限り 耐震改修工事と同時に行う場合 助成対象経費の1/2
(上限70万円)最大10万円加算 ・過去に住宅リフォーム助成金を申請していても申請可能
・耐震改修工事には別途補助あり居住誘導区域はこちらから確認してください。
-
申請必要書類とは?
笠岡市住宅リフォーム助成金制度は以下の書類が必要になります。
該当者のみ必要な書類もあるためしっかりと確認し、不備のないように準備しておきましょう。
必要書類 該当者のみ必要書類 - 見積書の写し(助成対象工事の内容を確認できる)
- 助成対象住宅の位置図(1/2,500程度)
- 助成対象工事を予定している箇所の写真および図面
- 市税及び税外収入金の納付状況並びに建築確認の履歴及び助成対象住宅の納税義務者等確認の調査を認める同意書
- 申請者及び助成対象住宅に居住する世帯の者全員の住民票(発行から3箇月以内のもの)
- 助成対象住宅の工事着手時期が推測できる書類(建築確認済証の写し等)
- 返信用長3封筒2通(110円切手を貼付して申請者の氏名・住所を記載したもの)
- 昭和56年5月31日以前に建築工事に着手された住宅の場合,耐震性が確保されていることを証する書類
- 申請者が助成対象住宅の所有者と異なる場合,所有者の同意書
- 建築基準法第6条の2の規定による確認済証の写し(同法の規定により建築物の建築等に関する申請および確認が必要なリフォーム工事に限る)
- その他市長が必要と認める書類(市外の人が本市へ住所登録・居住することを確約する届等)
申請書は工事開始の2週間前までに提出しましょう。
-
助成金の申請方法とは?
笠岡市住宅リフォーム助成金制度を利用し、工事が完了したら助成金の申請を行いましょう。
助成事業実績報告書を必要書類とともに,年度の末日までに都市計画課へ提出します。
必要書類- 助成対象工事施工内容が分かる請求明細書の写し等
- 領収書(工事代金)の写し等
- 助成対象工事を実施した箇所の工事着手前・完了後の写真 (黒板等に助成金交付番号および撮影年月日を入れて撮ったもの)
助成事業実績報告書を確認後,助成金確定通知書が送付されます。
助成金確定通知書が到着したら、到着後住宅リフォーム助成金支払請求書を都市計画課へ提出しましょう。
令和6年度笠岡市住宅リフォーム助成金制度の詳しい内容や、住宅リフォーム助成金制度様式ダウンロードはこちらからご確認ください。
-
フラット35をご利用の方へお得情報
笠岡市は住宅金融支援機構と提携しており、フラット35をご利用中の方へ金利の引き下げを行っています。
助成対象者でフラット35をご利用の方は、借入金利を当初5年間引き下げられます。
フラット35をご利用の方は住宅金融支援機構または、笠岡市定住促進センターへお問合せください。
-
まとめ