ウッドワンの「無垢の木の洗面台」は強い耐水性があり、無垢材を使用した洗面台の中でも高い人気を誇っています。

しかし、「収納が少ない」「お手入れが大変」など、導入後に後悔したという声もあります。

この記事では、ウッドワンの洗面台のデメリットや後悔するポイントを解説します。

「無垢の木の洗面台を導入したい！」という方のために、後悔しないための対策も紹介します。

ウッドワンの洗面台を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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引用元：ウッドワン

ウッドワンは無垢No.1の木質総合建材メーカーで、建具やキッチン・フローリング材などの住宅部材を多数取り扱っています。

無垢材は人工的に作られた集成材とは異なり表情豊かで温かみにあふれ、住宅材に取り入れる方も増加しています。

使い込むにつれて表情が変わってくる「経年美化」も魅力の一つです。

しかし、無垢材は湿気に弱く水回りには適さない素材と言われており、洗面台への導入を断念した方も少なくありません。

無垢材の洗面台を導入した方の中には「無垢材にカビが生えた」「湿気を吸って歪んできた」という声もあります。

一方、ウッドワンの「無垢の木の洗面台」では4層のウレタン塗装が施してあるため耐水性に優れ、サニタリールームに木の温かみを取り入れられます。

「無垢の木の洗面台」はオープンタイプと、ユニットタイプの2つがあります。

オープンタイプ

^{引用元：ウッドワン}

オープンタイプは一枚板のカウンターにボウルや、水栓など組み合わせて作る洗面台です。

無垢の温かみを感じながらシンプルかつ、オシャレな空間を演出します。

オープンタイプのカウンターでは、以下の2タイプから選択できます。

^{引用元：ウッドワン}

• 糸面（幕板付き）カウンター
• 船型面カウンター

糸面加工とは面取り加工の一つで、木材の角をごく細く削り、安全性や手触りを向上させます。

さらに、無垢材は手入れをまめに行っていても、反りが発生しやすい特徴があります。

糸面カウンターは天板の下に「幕張」を付け、反りを抑え長く使用できるように施工してあります。

一方、船型面カウンターは天板の角を斜めに切り落とし、船型に加工してあります。

幕板付きの糸面カウンターよりもすっきりとしており、スタイリッシュなデザインとなっています。

どちらのカウンターを選ぶかによってサニタリールームの雰囲気も変わるため、希望のデザインを取り入れましょう。

^{引用元：ウッドワン}

オープンタイプでは、2023年に発売開始の「コテノカウンター」も選択できます。

コテノカウンターはサスティナブルな左官材料「オルトレマテリア」を使用した、機能性・デザイン性に優れたカウンターです。

オルトレマテリアの表面は非常に高い耐久性を持っており、その他の機能性にも優れています。

• 耐水性
• 防汚性
• 耐候性
• 防滑性
• 通気性
• 防カビ性

無垢の木のぬくもりとオルトレマテリアの石素材によって、洗練されたサニタリールームが演出できます。

コテノカウンターを取り入れたい方は、ぜひ「無垢の木の洗面台」のオープンタイプを検討してみてください。

ユニットタイプ

^{引用元：ウッドワン}

ユニットタイプは無垢の温かみや質感を感じられる木製の箱型キャビネットの上に、タイルカウンターを組み合わせたデザインです。

無垢とタイルの組み合わせが魅力的で、ユニットタイプを導入する方も少なくありません。

キャビネット付の洗面台で、無垢の質感を感じながらもスッキリと演出したい方は、人工大理石カウンターも選択できます。

ウッドワンの洗面台には機能性・デザイン性共に、さまざま魅力があります。

水や汚れに強い

^{引用元：ウッドワン}

無垢材は水回りでの使用が制限されているものが多く「洗面台に無垢材を取り入れても大丈夫？」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

ウッドワンの無垢材は水や汚れに強いため、安心してお使いいただけます。

一般的な無垢材と異なり、ウッドワンの無垢材はウレタン塗装が施されており、防水性に優れています。

^{引用元：ウッドワン}

ウッドワンではウレタン塗装の際に「中塗り」を2回行っており、計4層のウレタン塗膜が水や汚れをはじきます。

ウレタン塗装はオイルやワックスなどの浸透性の塗料に比べ、効果が長期間持続し、掃除やメンテナンスが簡単に行える点もメリットです。

ウッドワンの無垢材はウレタン塗装によって高い防水性・防汚性があるため、長期間安心して使用できます。

カスタマイズ性が高い

ウッドワンの「無垢の木の洗面台」はカスタマイズ性が高く、自分好みの洗面台が作れます。

取っ手

^{引用元：ウッドワン}

ウッドワンの洗面台では取手のつまみが約30種類あり、お好みの雰囲気に合わせて選択できます。

特に、職人が一つずつ丁寧に作り上げたアイアンつまみや瀬戸物つまみは、深い味わいが人気となっています。

アイアンつまみは無垢の鉄から作り上げており、使い込むほどに味が出てきます。

無垢の木とアイアンつまみ、どちらも経年美化を楽しめる素材です。

^{引用元：ウッドワン}

ウッドワンではパーツショップがあり、デザインを変更したい場合はつまみのみ購入することもできます。

取手やつまみが「取れてしまった」「壊れてしまった」という場合も、スペアが購入できるため安心して使用できます。

取手を変更するだけでサニタリールームの雰囲気も大きく変わるため、定期的な模様替えを楽しむのもおすすめです。

キャビネット

^{引用元：ウッドワン}

ウッドワンのキャビネットは数タイプあり、収納の多さやデザインで選択できます。

• 両開き
• 片引き出し
• 1段引き出し
• 2段引き出し
• 1段引き出し+開き戸タイプ
• フロート1段引き出しタイプ

樹種は以下の4種類から選択可能です。

• ニュージーパイン
• オーク
• メープル
• ウォールナット

お好みの取手と組み合わせられるため、理想のサニタリールームを演出できます。

タイルカウンター

^{引用元：ウッドワン}

ウッドワンの洗面台の特徴でもあるタイルは、高品質な美濃焼タイルを使用しています。

職人が一つずつバランスを見ながら貼り付けているため、ひとつとして同じものがありません。

他メーカーではタイル調の洗面台が多く、本物のタイルの風合いを楽しめるのはウッドワンのみといえます。

美濃焼タイルは以下の6種類から選択できます。

^{引用元：ウッドワン}

ホワイトは無垢の色味を引き立たせ、シンプルなサニタリールームを演出したい方におすすめです。

華やかなサニタリールームを演出したい場合は、ミックスブルーやミックスブラウンが人気となっています。

美濃焼タイルとキャビネットカラーを組み合わせて、お好みの洗面台をデザインしてみましょう。

ウッドワンの無垢の木の洗面台は、高品質な無垢とカスタマイズ性の高さから人気の洗面台です。

しかし、購入した方の中には「後悔した」という方もいます。

ウッドワンの洗面台のデメリットや、後悔したポイントを紹介します。

無垢の木の洗面台を購入後に後悔しないよう対策も解説するため、導入を検討中の方は参考にしてください。

価格が高い

ウッドワンは高品質の無垢材を使用しているため、価格が高く「費用面で後悔した」という方もいます。

洗面台のサイズやグレードによっても異なりますが、一般的な洗面台の価格相場は5万円〜15万円程と言われています。

一方、ウッドワンの洗面台は25万円～100万円ほどと、価格が高くなっています。

ここでは、ウッドワンの洗面台カタログ2024に紹介されているプランをいくつか紹介します。

オープンタイプ

PLAN　WA-011

^{引用元：ウッドワン}

こちらは、オープンタイプにコテノカウンターを採用し、フロートタイプの1段引き出しを付けたプランです。

価格は100万円を超えており、高級洗面台といえます。

PLAN　WA-008

^{引用元：ウッドワン}

こちらはキャビネットなしのオープンタイプのプランです。

天板には船型面カウンターを取り入れ、シンプルでスタイリッシュな洗面台になっています。

キャビネットが無い分、価格が抑えられていますが35万円を超えており、一般的な洗面台の倍ほどの値段です。

PLAN　WA-006

^{引用元：ウッドワン}

こちらのプランは、オープンタイプに2段引き出しのキャビネットを付けています。

天板にコテノカウンターを使用していないため、キャビネット付きでも50万以下となっています。

ユニットタイプ

PLAN　WB-017

^{引用元：ウッドワン}

こちらはユニットタイプに美濃焼タイルを採用したプランで、30万円以下で導入可能です。

価格も低く、ウッドワンの無垢材と美濃焼を楽しみたい方におすすめのプランといえます。

PLAN　WB-011

^{引用元：ウッドワン}

こちらはユニットタイプに人工大理石カウンターを取り入れたシンプルなプランです。

ウッドワンの洗面台のカタログに掲載されているプランの中で、もっとも価格の低いプランです。

PLAN　WB-031

^{引用元：ウッドワン}

こちらはユニットタイプのワイド型となっており、高い収納力が魅力となっています。

ウッドワンの洗面台はカスタマイズ性が高く、天板やキャビネット・鏡の種類によって価格が大きく異なります。

好みのデザインを追求するあまり高額になってしまい「後悔した」という方も少なくありません。

しかし、ウッドワンの洗面台を選択している方の多くは、無垢材や美濃焼タイルに魅力を感じている人でしょう。

好みの部分は取り入れつつ、予算に納められるようさまざまな組み合わせで見積もりを取ってみましょう。

収納力は低い

ウッドワンの洗面台は「収納スペースが少なく後悔した」という方も少なくありません。

サニタリールームはタオル以外に、化粧品やドライヤー・洗剤類を置いておくため、ある程度収納スペースが必要です。

特に、ユニットタイプの場合はキャビネットが小さいため、収納スペースに必要な物が入りきらない可能性があります。

オープンタイプではキャビネットとアンダーカウンターを付けなければ、収納スペースがありません。

ウッドワンの洗面台は収納スペースが少ないため、別途キャビネットを追加するなど対策をしましょう。

掃除が大変

ウッドワンの洗面台は無垢材やタイルの目地など、こまめに掃除する必要があり「手入れが大変」と後悔したという方もいます。

一般的なシステム洗面台では浴室用洗剤を使用して、ボウル面を一気に洗えます。

しかし、ウッドワンの洗面台では中性洗剤を使用するよう記載されており、酸性やアルカリ性の洗剤の使用は使用禁止となっています。

浴室用洗剤には中性・アルカリ性・酸性のものがあり、特に酸性の洗剤が多いといわれています。

自宅の浴室用洗剤を使用する際は、中性であるか確認しましょう。

さらに、タイルカウンターの目地に汚れがしみ込んだ場合は、クリームクレンザーを使用する必要があります。

一般的なシステム洗面台ではタイル目地の掃除が不要なため、ウッドワンの洗面台の掃除が大変といわれる理由といえます。

タイルと目地の変色や割れ・汚れは、証対象外のため、こまめにお手入れをしておきましょう。

水滴の放置厳禁

ウッドワンの洗面台はウレタン塗装してありますが、水滴が付いたらこまめにふき取る必要があります。

^{引用元：ウッドワン}

4層のウレタン塗装を行っているのは、木製カウンターと前幕板のみです。

キャビネットやアンダーカウンターにもウレタン塗装は施してありますが、耐水性は水まわり仕様の部分よりも劣ってしまいます。

高い耐久性のあるウッドワンの無垢材ですが、長く使用するためには水滴に気を付けこまめにふき取りましょう。

塗膜が割れた場合は補修が必要

ウッドワンの無垢材はウレタン塗装にて耐水性を持たせているため、塗膜が割れた場合は補修が必要です。

固いものや尖ったものが落下して、塗膜に凹みや傷が付いてしまうこともあるでしょう。

塗膜に傷やヒビが入っていると水の浸水経路になり、無垢材の変色や腐れの原因となります。

ホームセンターにて防水性の強いウレタン塗料を購入し、自分でメンテナンスすることも可能です。

塗装経験のない方は、リフォーム業者に依頼すると、プロクオリティーで修繕してもらえるためおすすめです。

ウッドワンの無垢カウンターは塗膜が割れるとメンテナンスが必要になるため、できる限り固いものや尖ったものを落とさないよう気を付けましょう。

木目の予想ができない

ウッドワンのカウンターやキャビネットは無垢材を使用しているため、木目の予想ができず、希望のデザインの木目や色味が納品されない場合もあります。

無垢材は天然素材のためさまざまな表情があり、集成材とは異なり品質が一定ではありません。

ウッドワンで取り扱っている無垢材は品質の高いものばかりですが、中には好みの表情ではない場合もあるため注意しましょう。

無垢材は上記のような模様が入ることがありますが、これは木材の個性豊かな表情です。

その無垢材のみが持つ特別な表情を、楽しみましょう。

取り扱っている業者が少ない

無垢材は一般的なシステム洗面台と異なり、非常にデリケートな材質のため取り扱っている業者が少ないといえます。

工務店やリフォーム業者に依頼すれば取り寄せてもらえる場合が多いですが、取り扱いに慣れている業者を選ぶことが重要です。

ウッドワンの無垢材は天上部のみならず6面塗装してあるため、現場でのカットは厳禁とされています。

さらに、カウンターと壁際・ボウルの間はコーキングが必要です。

ウッドワンの製品を取り扱ったことのない業者では、気付かずに「現場で無垢材をカットしてしまった」「コーキングの打ち忘れがあった」などのトラブルも発生しています。

購入したウッドワンの洗面台を正しく設置してもらうためには、取り扱い実績の多い信頼できる業者に依頼しましょう。

ウッドワンの「無垢の木の洗面台」は防水性やカスタマイズ性に優れ、無垢材を使用した洗面台の中でも高い人気を誇っています。

しかし、価格が高く、こまめなお手入れも必要なため「後悔した」という方も少なからずいます。

無垢材は手入れは大変ですが、集成材にはない木のぬくもりや質感を感じられます。

ウッドワンの洗面台は高品質な無垢材と職人が手作りした美濃焼タイル・取手など、一般的なシステム洗面台にはない魅力が数多くあります。

無垢材や無垢鉄を使用したアイアイつまみは、経年美化によって美しい表情を見せてくれます。

無垢の洗面台を検討中の方は、高品質な無垢を使ったウッドワンの「無垢の木の洗面台」を検討してみてください。

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