ヒートショックという言葉を一度は耳にされたことがあると思います。

急激な温度差によって起こる血圧の急変動で、体に負担がかかる症状のことです。

めまいや立ちくらみといった軽度の症状から、 重度のヒートショックでは、強い胸の痛みや呼吸困難、おう吐、頭痛、ろれつが回らない、失神などの症状が現れる場合があります。

令和元年のデータでは交通事故による死亡者が約3,000人であったのに対し、ヒートショックに関連した死亡者数は4,900人となっており、その恐ろしさが分かります。

今回のコラムでは寒くなる季節に起こりやすいヒートショックを防ぐためのリフォームをご紹介いたします。

家の中でヒートショックが最も起こりやすい場所が浴室です。

暖房をしていない脱衣室や浴室では室温が10度以下になることも多く、 寒い脱衣室で服を脱ぐと、急激に身体表面全体の温度が10度程度下がります。

その後湯舟に入り、気温の下がっている脱衣室へ戻るという一連の流れは体の温度変化が激しく、非常に負担がかかります。

お風呂場でのヒートショックを防ぐリフォーム

• ユニットバスへリフォーム

ご自宅でお使いの浴室がタイル張りの在来工法の場合は、ユニットバスにリフォームすることで

暖かさが格段に変わります。

• 浴室暖房機の設置

寒い脱衣室と浴室の温度差を少なくする対策として、浴室暖房機の設置をおすすめします。

乾燥機能もついている製品が多いので、洗濯物を乾かす際にも便利です。

後付けも可能ですが、ユニットバス設置リフォームと同時に行うことでより暖かい浴室へと

変わります。

画像引用元：LIXIL HPより

窓は、ドアと同様最も冷たい空気が入り、暖かい空気が出ていく場所です。

窓を内窓（二重サッシ）や断熱性能が高いサッシ・ガラスにするなどのリフォームを行なえば、

住宅の断熱効果が非常に高まります。

特に現在の窓の内側に設置する内窓は、断熱性を確保しやすい上、工事も比較的簡単に行えるため

おすすめです。

断熱リフォームとは、天井・壁・床に断熱材を敷き詰めて外からの冷気の浸入を防ぎ、保温性を高めるリフォームです。

築年数がたった家は断熱材が入っていない、入っていても劣化して効果が薄くなっている、

といったケースがあります。断熱リフォームを行なうことで家全体が暖かくなるため、

温度差によるヒートショックを防ぐ効果があります。

冷暖房効率も上がるため、冬はもちろん夏も快適に過ごすことができます。

家全体に行えば各部屋の温度差が少なくなりますが、浴室やトイレといった部分的なリフォームでも

効果があります。

笠岡市笠岡

浴室はタイルでヒヤッとしていました。

脱衣室にエアコンをつけましたが、浴室に入ると足元が冷たく、足腰の悪いご主人様の負担になっていましたが、LIXILのユニットバス”アライズ”と浴室乾燥暖房器を設置したことにより浴室でもヒヤっとすることなく、ヒートショックの対策ができました。

福山市

中古住宅を購入され、浴室を綺麗にしたい！とご要望頂きました。

ひんやりするタイル張りのお風呂でのヒートショックを心配されておりましたが、TOTOのユニットバス　サザナを設置。浴室暖房換気扇のプラスオプションを選んで頂き、冬場でも安心・快適に入浴して頂けます。

笠岡市

浴室窓がガラス一枚で冬場は冷気が入って寒いというお悩みがあり、「何とかしてほしい」とのご依頼を頂きました。

YKKapの内窓タイプ プラマードUを設置。
外気をしっかり遮断し、浴室内の保温性が上がります。

ヒートショックは生命に関わるため、事前の対策が重要です。

特に下記のヒートショックが起こりやすい特徴3つに当てはまる方は、注意が必要です。

ヒートショック対策リフォームを行うと、体の負担軽減になります。

さらにヒートショック対策リフォーム＝断熱リフォームなので、寒い季節でもより快適に過ごせるようになります。

ヒートショックやご自宅の冬場の寒さが気になる方はご検討されてはいかがでしょうか？

笠岡市・福山市にあるイマガワリフォームのショールームでは、キッチンや洗面台・トイレなど

水回りに関するアイテムの展示やカタログをご用意しております。

実物を見てみないとイメージがわかないという方、詳しい話を聞いてみたいという方は、

ぜひ一度ショールームへお越しくださいませ！

 

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