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トクラス作るスタンダードキッチン
現在多くのメーカーがシステムキッチンを発売していますが、
どのメーカーでも注目されるのはスタンダードグレードキッチン(メーカーの中価格帯のキッチン)です。
高価格帯キッチンには機能・デザインの良さ、低価格帯キッチンにはコストパフォーマンスの良さが
求められることが多いですが、中価格帯のキッチンにはそれらの要素がバランス良く備わっていることが重要なため、良心的な価格で機能やデザインが優れている製品が多い傾向があります。
今回のコラムでは人造大理石を使用した製品で知られているトクラスのシステムキッチン”Bb”を
ご紹介致します。
トクラスが提案するスタンダードグレードのキッチンには、他メーカーにはない特徴を数多く
備えています。
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トクラスが絶対の自信をもつ 人造大理石という素材
画像引用:トクラスホームページより
トクラス製品一番の特徴といってもよい自社生産による人造大理石。
Bbのカウンタートップやシンクもこの人造大理石が使われています。
そもそも人造大理石とは?
人造大理石とは天然大理石を粉砕して、セメントや樹脂で固めた素材のことです。
よく同じ物と思われる人工大理石は、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分
とした人工素材のことです。
“大理石”という名称ですが、人造大理石のように天然石の成分を一切含んでいません。
人工大理石は加工しやすく、着色性にも優れているため素材として扱いやすいことがメリットです。
人造大理石は見た目の美しさと加工しやすさの点で、天然大理石と人工大理石の良いところを
併せ持った素材です。
キッチンや洗面、お風呂などで人気の素材ですが、「割れやすく・傷が付きやすい」「汚れが染み込みやすい」「高熱に弱い」などのデメリットもありました。
トクラスの人造大理石の特徴
トクラスはもともと楽器メーカーとして有名なヤマハの家具・住宅設備部門”ヤマハリビングテック”が社名変更した会社です。
ピアノの鍵盤部分は昔人造大理石を用いて作られていたため、トクラスは楽器製造で培った人造大理石の加工技術を製品へ活かしています。
自社で研究開発を行い、キッチンカウンターやシンクなど、水回りそれぞれの場所に適した人造大理石を生み出し、人造大理石のデメリットを克服しました。
トクラスの人造大理石の大きな特徴は以下の4つです。
- 汚れに強い
醤油や赤ワインなど、色の濃いものをこぼしてしまっても、染み込みにくく1拭きで綺麗になります。
しつこい油汚れも、中性洗剤で簡単に洗い落とすことができます。
- 傷がつきにくい
本来トクラスの人造大理石は傷が付きにくく丈夫ですが、万が一キズが入っても
ナイロンたわしやサンドペーパーで擦ることにより補修することが可能です。
傷が付いた箇所を削っていることになりますが、10年間こすり続けても0.1mm程度で、
目に付くことはありません。
- 衝撃に強い
人造大理石は割れやすいというイメージを持たれますが、トクラスの人造大理石は、
重さ198gの鉄球を1mの高さから落としても割れないことが実証されています。
- 熱に強い
トクラスの人造大理石のカウンターは熱に強く作られています。
空焼きして350℃に熱したフライパンを10分間カウンター上に放置しても、
割れや変色が起こりにくいです。
1976年、トクラスは当時はステンレスキッチンが主流だった時代に国内初となる
人造大理石カウンターのキッチンを発売しました。
トクラスの歴史は人造大理石と共にあるため、素材に絶対の自信をもっています。
そのため現在は、トクラスのキッチンカウンターやシンクのステンレスの仕様が全くありません。
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Bbの特徴
人造大理石「クラストン」カウンター
画像引用:トクラスホームページより
Bbのキッチンカウンターとシンクは、トクラスオリジナル人造大理石”クラストン”を標準装備。
スタンダードグレードのキッチンながらオプションではない点が嬉しい特徴です。
全3色の色展開は全てモノトーンですが、半透明素材のカウンター内部まで光が入り込むため、
透明感があり、明るく感じられます。
質感も非常になめらかで、美しさと丈夫さを兼ね備えています。
シームレス結合・一体成形で毎日のお手入れも簡単
画像引用:トクラスホームページより
キッチンカウンターとシンクが人造大理石であるため、接続部分の段差や隙間が産まれないシームレス結合を実現。
接続部分に溜まりにくく、シンク内の排水部分も一体成形であるため、日々の掃除も簡単に行えます。
面倒なレンジフードのお掃除から開放!サイクロンフードIII
画像引用:トクラスホームページより
トクラス独自のフロントキャッチ方式を用いたレンジフード。
煙を水平渦巻き状態にして吸い込み、小型のフィルターで油汚れをキャッチします。
レンジフード内部が汚れることを防ぐため、面倒なレンジフードのお掃除の時短になります。
フィルターは非常に小さく片手で外すことができるため、取り外しも簡単に行えます。
フィルターは食洗機に入れるだけ。
フード本体は油を弾いてくれる撥油加工がしてあるため、
拭き掃除だけで終了です。
選べる豊富なカラーバリエーション
- 扉カラー
画像引用:トクラスホームページより
全31色。
単色系から木目柄といったものから、光沢・艶消し・鏡面といった表面仕上げの質感からも選択が
可能です。
一番人気の扉カラーは?画像引用:トクラスホームページより
扉カラーで一番の人気が写真のHシリーズカームホワイト。写真では分かりにくいですが、
光沢のある木目調で、シンプルながらもどこかあたたかみを感じさせます。
Bbのシンプルなデザインと合せると、インテリアのテイストを問わず合せやすいですね。
- シンク
画像引用:トクラスホームページより
シンクの形は3種類、カラーは7種類。
ベーシックな色からキッチンのアクセントになる色まで、他メーカーにはないような
色味もあるバリエーションです。
シンクの形や合せせる色によって、異なる雰囲気を演出できそうですね。
女性に大人気!半円形シンク画像引用:トクラスホームページより
人気の半円形のマーブルシンク。このような形のシンクは非常に珍しいため、
このシンクを選びたくてトクラスにしたという方もいらっしゃるほど。
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目的や仕様が異なる2つのプラン
スタンダードグレードのBbですが、その中でも様々なプランがあります。
Bbスタイリッシュプラン
Bbスタイリッシュプランは、標準のBbでは選択することができない仕様を選ぶ事ができるため、デザイン性にこだわりがある方にオススメのプランです。
主な特徴としては以下の3つです。
- ブラックの調理カウンターを選ぶことができる
画像引用:トクラスホームページより
他メーカーではブラックの調理カウンターはハイグレードキッチンでしか選択できないことが多いですが、トクラスはシンプルな仕様のBbへ追加ラインナップされています。
質の良い人造大理石と相まって、スタンダードグレードとは思えない高級感が漂います。
- 足元まで扉面材のデザインになる
画像引用:トクラスホームページより
標準のBbでは蹴込みの部分はグレーのデザインになっています。
Bbスタイリッシュプランでは蹴込みの部分まで扉面材になっているため、キッチン全体の統一感がでます。
- ブラックのロングバー取手になる
画像引用:トクラスホームページより
ブラックのロングバー取手はよりスタイリッシュな印象です。
扉や調理カウンターで淡い色味を選択した際の引き締め役としても。
Bbスタイリッシュプランは仕様の選択肢がさらに広がり、より自分好みのキッチンに仕上げることができます。
スタイリッシュなのに価格はリーズナブルと、標準のBbと同じくコストパフォーマンスが良い
プランです。
まとめ
他メーカーのスタンダードグレードのキッチンは、人造大理石を素材に選択する場合は
オプションとなることがほとんどですが、Bbは標準装備で質の良い人工大理石を使用しており、
耐久性や清掃性に非常に優れています。
扉カラー・シンク共に多くのカラーバリエーションから選択することができ、
シンプルなデザインのため、色の組み合わせで印象が変化する点も特徴です。
機能はシンプルですが、豊富なオプションで自分好みにアレンジしていくことも可能です。
トクラスが提案するスタンダードグレードのシステムキッチンは、使う人皆が愛着をもち、
長い間快適に美しく使用できるようにと工夫が詰まったシステムキッチンです。
記事内文章引用元:トクラスホームページより
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